SBIソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングを実践する際には、「SBIソーシャルレンディング」は登録しておいて損はない会社です。

SBIグループをバックに付けているSBIソーシャルレンディングは経営母体としても安心感があり、初めてソーシャルレンディングを始める方は必ず登録すると言っても良いくらい、信頼度の高いソーシャルレンディング業者です。

ここでは、SBIグループが展開するソーシャルレンディングの特徴や良い評判・悪い評判、初心者の投資先に向いているのかどうかなど、SBIソーシャルレンディングについて詳しく解説します。

評価を先取りまとめ
SBIソーシャルレンディングは、長期運用案件が多いため、資金の運用リスクが高い傾向がある点がデメリットですが、実際は運営母体の安心感と融資先が“法人”に限定されていることを考えると、総合的には利回りが高い(3%~10%)ことのメリットのほうが高くなる業者である。

 

SBIソーシャルレンディングとは

SBIソーシャルレンディングは銀行や証券会社など、数多くの金融機関を運営するSBIグループが展開しているソーシャルレンディング企業であり、世間の評価も高い業者です。

そもそもSBIソーシャルレンディングの母体となっている“SBIグループ”は、住信SBI銀行、SBI証券、SBI損害保険、SBI FXトレードなど様々な金融事業を持っており、金融業界では大手の企業です。

ソーシャルレンディングは新しいビジネス業態であり、業界そのものがいつ破綻するかわからない中で、ソーシャルレンディング事業を展開する企業の多くが中小企業やベンチャー企業です。

それに対して、SBIソーシャルレンディングは大手の金融企業がバックボーンを支えるため、自分のお金を安心して投資できる業者として高い評価を得ています。

 

SBIソーシャルレンディング設立の背景

SBIソーシャルレンディング設立の背景

SBIソーシャルレンディング株式会社は2008年1月にSBIグループ100%出資のもと設立され、2011年3月にソーシャルレンディング事業に参入しています。

当時すでに国内初のソーシャルレンディングサービスを展開するmaneoという事業者がおり、SBIソーシャルレンディングはmaneoに次いで業界2位の地位を獲得し続けていました。

しかし2018年にはクラウドファンディング事業で業界1位を獲得し、2019年には会員数約4万人、募集総額は1,100億円を突破するなど成長し続けています。

 

投資先としてSBIソーシャルレンディングの特徴はなにか?

SBIソーシャルレンディングの特徴としてあげられるのは、やはり資金力のあるSBIグループが運営母体となっている点です。

ソーシャルレンディングでは、投資形態の特性上商品の元本割れもあるわけですが、それ以外に新興ビジネスであるがゆえに仲介しているソーシャルレンディング業者の倒産リスクもゼロではありません。

そのことを考えると、倒産リスクの高いベンチャー企業よりも大手で信頼できる会社を多くの人は選ぶでしょう。

また、SBIソーシャルレンディングは他の業者よりも利回りの高い金融商品を多く取り扱っています。
ソーシャルレンディングは年利5%あればいい方だといわれていますが、SBIソーシャルレンディングは低くて3.2%、高くて10%ほどの商品を取り扱っているのが特徴です。

ほかにも、SBIソーシャルレンディングでは、キャッシュバックキャンペーンや新規登録キャンペーンなど、期間限定のキャンペーンを多く開催しています。投資のついでに活用できる多くのキャンペーンも、SBIソーシャルレンディングの特徴の1つです。

 

SBIソーシャルレンディングの評判と留意しておく点

SBIソーシャルレンディングの評判

SBIソーシャルレンディングの投資家からの評判から、これからSBIソーシャルレンディングを利用するあなたが知っておくべきポイントについてまとめていきます。

SBIソーシャルレンディングの悪い評判・不安の声

SBIソーシャルレンディングでは、出ている案件の運用期間が比較的長い商品が多いことへの不安の声が上がっています。

ソーシャルレンディングは資金を“融資”するため途中で資金の現金化ができませんので、そのため運用期間が長いということは、それだけ資金の流動性が落ちたり・市況の煽りを受ける可能性が高まりますので、資産運用としてはリスクが大きくなるということです。

また、SBIソーシャルレンディングでは、全ての商品に担保保証が付いているわけではないところなど、保証に関して不満の声をあげる人もいました。

悪い口コミの中で留意しておく点

不安な口コミのなかでもあげられているように、運用期間が1年以上に設定されている商品は市場の変動リスクを受ける可能性が高いです。

また単純に運用期間が長期になればなるほど、資金の流動性も落ちるため、多くの資産を保有している投資家でなければ分散投資がしづらいというデメリットもあります。

このことからSBIソーシャルレンディングでは長期運用案件が多いため、短期・中期運用ができないところが投資的なリスクであるということを事前に知っておくべきでしょう。

なお、担保保証がついていない案件があるという点ですが、実際はそこまで神経質になる必要はありません。

そもそもSBIソーシャルレンディングは貸付先を法人限定としているため、返済遅延や貸し倒れが少ないのも他の業者と違うポイントです。

そのため長期運用の商品が多いのは確かですが、ほかの事業者と比べて長期でも貸し倒れリスクの低い運用が期待できる運営方針になっています。また担保保証も実際にはほとんどの商品に付いているので、他と比べると初心者でも安心して投資しやすくなります。

SBIソーシャルレンディングの良い評判・期待するポイント

SBIソーシャルレンディングで評価が高いのは、やはり運営母体が大手金融企業であるという点です。

またSBIソーシャルレンディングは、SBIグループが運営していることだけではなく、運営実績や資本力・幅広いネットワークなどからも高評価を得ていることも注目すべきポイントです。

利回りやリスクに応じた商品を豊富に取り扱っているのも、良い評判としてあげられるポイントの1つです。

ソーシャルレンディング初心者から上級者まで、自分に合った商品を選択できるといった柔軟性があります。

良い口コミの中で評価しておきたい点

SBIソーシャルレンディングは1万円の少額から投資を始められます。そのため、寝かせているお金をコツコツ増やしたいユーザーや投資を始めたいけれどまとまったお金を出資に回すのが不安という方も、安心して始めることが可能です。

またソーシャルレンディングの利回りは約3.0%から10.0%で、かつ分配金を毎月受け取ることができることも強みです。

SBIソーシャレンディングはたしかに運用期間が長い案件もあり、資金としては流動性が低いのですが、それでも安心できる運営内容にも関わらず高い利回りが期待できるため、コツコツと増やせば資産を増やしやすい業者と言えます。

 

SBIソーシャルレンディングの実績

SBIソーシャルレンディングの実績

次に、SBIソーシャルレンディングの実際の実績を見ていきましょう。

SBIソーシャルレンディングへの投資段階で判断材料は、投資先の会社名や事業内容、元本償還実績や予定年間利回りなどの情報です。他にも借手の資金使途や担保評価総額などが確認可能なので、この当たりから投資判断を行ってみてください。

SBIソーシャルレンディングの融資先

SBIソーシャルレンディングの具体的な融資先で特徴的なものは3つです。

不動産事業者

不動産事業者への投資は常時募集型不動産ローンファンドという形でも行われており、3%から5%の利回りを予定しているローンファンドを常に募集しています。

バイオマス事業

バイオマス発電事業者も具体的な融資先の1つとしてあげられます。元本償還実績が90億円を超える「かけはし」シリーズとして募集しており、2018年時点で貸し倒れや延滞はゼロです。

メガソーラー

同じかけはしシリーズとしてメガソーラーのジャンルもあります。1号から5号まで設けられたファンドでは、合計36億円ほどの償還実績があるなど信頼性の高い融資先です。

SBIソーシャルレンディングの利回り

実際の実績から算出されたSBIソーシャルレンディングの名目利回りは約3.0%から10.0%ほどです。

運用期間は短いファンドで3カ月、長いファンドでは36カ月というものもあります。

SBIソーシャルレンディングでは3カ月、4カ月といった短期のファンド案件は少なく、ほとんどが12カ月を超える長期運用となっています。

そのため、投資する際に選べるのは12カ月以上のファンドがほとんどで、その間資金が動かせなくなることに注意して投資判断をするようにしてくださいね。(生活資金などは回さないほうが良いです。)

ただし運用が長期であればあるほど、得られる利回りも多くなり安いため悪いことばかりではありません。手元の投資可能金額と運用年数を照らし合わせて運用を決めてくださいね。

 

初めて投資する方にとってSBIソーシャルレンディングはどうか

SBIソーシャルレンディングまとめ

長期運用のリスクなどをお話してきましたが、総合的に考えるとSBIソーシャルレンディングは初めてソーシャルレンディングなどの投資をする人に向いていると思います。

最大の理由としては、やはりSBIグループが母体であることです。

短期案件だけど数年後には消えている可能性がある新興企業に比べれば、長期運用で資金が凍結されたとしても、業者が潰れなければ予定の期間をすぎれば増えて返ってくるからです。

また、担保のない案件もたしかにありますが、多くの案件には担保が用意されています。

SBIソーシャルレンディングでは、融資先を個人ではなく“企業”に限定しているので、よっぽどのことがない限りはきちんと融資した分が利息付きで変換されるということですね。

それ以外に、

  • 1万円の少額から投資がスタートできる
  • 毎月一定額の分配金が得られる
  • 住信SBI銀行の口座を持っていれば、入金手数料などがかからない

というのも、SBIソーシャルレンディングが初心者に向いている理由です。

信頼性の高い企業であることや少額投資が可能なことなど、さまざまなメリットから初心者に向いているソーシャルレンディング業者ですから、これから口座を解説するのであれば選択肢の一つに必ず選んでおいてくださいね。

※ソーシャルレンディングについておすすめする内容になっていますが、最終的な判断は個人でお願い致します。
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