クラウドバンクについて

クラウドバンク(CrowdBank)は「待つだけ資産運用」というコンセプトで提供されているのが特徴で、タンス貯金ユーザー以外にFXや株も資産運用に疲れた方もターゲットにしています。

「選ぶ。待つ。資産が増える。」という単純な考え方で資産運用を行えるサービスとしてソーシャルレンディングを提供しているのがクラウドバンクです。

どんなサービスなのかを詳細に確認してみましょう。

評価を先取りまとめ
クラウドバンクは投資のしやすさ・1万円からの少額投資・資産運用リスクが低いことが売りのソーシャルレンディングサービスです。また投資先について詳細な事業内容などが多く開示されている点も嬉しいポイントです。

 

クラウドバンクとは

クラウドバンク(Crowd Bank)は個人からファンドを集めてそれを融資するソーシャルレンディングサービスです。

これまでの投資背景として個人が特定の会社の事業資金を提供する形(つまり融資)をするには巨額の資産と資格が必要で、誰にでもできるわけではありませんでした。

ですが、この問題をクラウドバンクが仲介に入ることで個人から投資として匿名でお金を集め、その合計額が案件の目標金額に達成したら借入希望する企業に融資を行い、利息を得てそれを投資家に分配できるようになりました。

この仕組みを提供しているのがクラウドバンク(Crowd Bank)です。

この仕組みにより、今までは投資に乗り出せなかった人もこのようなファンドなら少額投資をしやすく、気軽にできる投資運用ということで人気があります。

 

クラウドバンク設立の背景

クラウドバンク設立の背景

クラウドバンクは日本クラウド証券株式会社によって運営されているサービスで、前身は1993年に設立されたディブレイン証券でした。

その後、2013年に日本クラウド証券株式会社となってからインターネットを利用するサービスの展開に着手し、クラウドファンディングサービスであるクラウドバンクを開始しています。

クラウド証券株式会社は最新の経済ニュースについて発信するマネセツという情報サイトも運営していて、資産形成のために経済について知りたい人にも有用な情報を提供していることから注目を浴びている会社です。

 

投資先としてクラウドバンクの特徴はなにか?

クラウドバンクは、少額から興味のある業界の事業会社に投資し、事業が成功した暁には大きな資産形成ができるのが特徴です。クラウドバンクは自分で好みのファンドを選んで投資することができます。

さらに少額投資ができる仕組みにしているため多くの投資家を募ることができ、資金準備までのスピードが早いため高い確率で融資が行われるようになっています。

投資は1万円から始められるので、少額投資で資産形成をしたい人にとってメリットが大きいサービスです。

また投資家にとって嬉しいのは、投資先について詳細な事業内容などが多く開示されている点。融資先をきちんと確認した上でファンドを選ぶこともできるのも、投資家には魅力的です。

これ以外に、クラウドバンクの運営元である“日本クラウド証券株式会社”は第1種金融商品取引業者として金融商品取引業登録もされているので安心して利用できます。

 

クラウドバンクの評判と留意しておく点

クラウドバンクの評判

投資家の口コミ等から、クラウドバンクをを利用する前にあなたが知っておくべきポイントについてまとめていきます。

特にクラウドバンクを使うリスクを考えるのであれば、ユーザーからの悪い口コミを確認しておくのが大切です。

クラウドバンクの悪い評判・不安の声

悪い口コミの例として「分配金をもらうまでかなり時間がかかってしまった」というものがあります。これは融資完了~分配金の配分までのタイムラグが長くなってしまい、資金の流動性が悪くなった当ケースです。

また、「高額投資をしたかったのに良いファンドが見つからなかった」「投資先として魅力的なものを見つけられなかった」というものもあります。

全体を見たときの評価としてはお金の運用の仕方やファンドの選択肢についての不満が大きくなっているのが実態です。

また、FXや株式投資のように元本保証がない点も注意が必要です。

悪い口コミの中で留意しておく点

クラウドバンクでは他に比べて安定して利益を上げられる可能性が高いファンドに特化しているのが特徴で、それが原因で資金の流動性が悪く、その点についての悪い口コミが目立つようになっています。

クラウドバンクは「待つだけ」で資産運用ができることをコンセプトにしているため、ハイリスクハイリターンのファンドが少なめなのです。

また、融資を受ける会社のことも考慮し、毎月利払いではない形のファンドも用意しています。

結果として分配金が毎月ではないファンドもあり、3ヶ月や6ヶ月に1回だけということもある点は資産運用としてはデメリットになりやすい点です。

ファンドの選び方によって分配金を支払ってもらえる頻度の問題については解決可能で、運用先からの利払いが毎月行われるものを選べば毎月分配になります。

クラウドバンクの良い評判・期待するポイント

クラウドバンクの良い評価はたくさんありますが、まず挙げられるのが貸付の回収率が100%という驚異的な数字になっていることです。

「きっとお金が返ってくると思ったから安心して投資できた」という口コミがあります。

また、投資の初心者からの口コミとして「短期間のファンドが多くて試しに運用してみる気になれた」というものも代表的です。

「利回りが高めで投資したいという気持ちが高まった」という口コミも多く、投資家にとって魅力が多いことがわかります。

良い口コミの中で評価しておきたい点

クラウドバンクはユーザーの安心を重視していて、不安を抱かれてしまわないように万全の体制を整えています。

外部監査を実施しているのもその一例で、集めた資金を適正に利用しているかを外部弁護士に調べてもらって正しい運用をしていることを示しています。

また、日本クラウド証券会社の基本的な考え方に従って、安心して待つだけの運用をできるように投資先を選んでいるのも評価しておきたいポイントです。

利回りが高くてハイリターンを期待できるファンドはほとんどありませんが、リスクが比較的低くて安心できるファンドが多くなっているのです。

投資にあまり労力をかけずに資産形成をしていきたいという人にはクラウドバンクを使う価値が大きいでしょう。

 

クラウドバンクの実績

クラウドバンクの実績

クラウドバンク(CrawdBank)実際の実績を見ていきましょう。

クラウドバンクは投資段階で目標利回りや貸付利回り、運用期間に加えて、分配の仕組みなどについての情報を事前に確認することも可能なので、安心して投資することが可能です。

クラウドバンクの融資先

クラウドバンクは安定した収益を上げられるような融資先を厳選してファンドを用意しているのが特徴で、再生可能エネルギーや不動産関連のものが主体になっています。

太陽光発電ファンド案件

融資先として多いのが太陽光発電であり、国による固定価格での電力買取が行われているのに乗じて作り上げられたファンドです。また、再生可能エネルギーとしてバイオマス発電ファンドなどもあります。

不動産系ファンド案件(海外)

一方、不動産系のファンドでは海外不動産ローンファンドが多く、カリフォルニアが主体となっています。
円建のものと米ドル建のものがあるため、希望に応じた選択ができるのも魅力です。

クラウドバンクの利回り

クラウドバンクのファンドの特徴として、どのファンドを選んでも比較的同じ水準の利回りになっていることが挙げられます。

平均利回りとして2019年3月末までの3年間に運用終了したファンドについては6.99%という実績があり、高い水準を誇っているのが魅力です。

元本回収率は100%になっているのでリスクも低めになっています。

運用期間は半年から一年程度のものが多く、短期間での運用ができる点でも魅力があるのがクラウドバンクのファンドです。

 

初めて投資する方にとってクラウドバンクはどうか

クラウドバンクまとめ

クラウドバンクの特性を考えると、初めて投資による資産形成を始めようという場合にもクラウドバンクは利用しやすいサービスだと思います。

初めての方で、最も安心できる評価ポイントは“元本回収率が100%”という実績でしょう(笑)

また1万円以上という少額から始められる仕組みになっているので、まずは少ない金額でファンドを購入して試せる点も評価が高いでしょう。

全体として、投資リスクが低いため、投資経験が少ない人や、株やFXなどで上手に運用できなかったという方もクラウドバンクであればその心配もありません。

もちろん、投資のために時間を割いて運用する必要がないので、まとめて出資して待つだけというスタンスが好みの人には向いているでしょう。

総合的に考えると、クラウドバンクは投資をこれから始める方にとって挑戦しやすくて資産を大きく失うリスクも低いという点で優れていると思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

※ソーシャルレンディングについておすすめする内容になっていますが、最終的な判断は個人でお願い致します。
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